変わりゆく景色

diary

太陽が見えたので少しだけドライブしてみた。風が強い・・・

石狩新港沖

前回ここにいつ来たか?確かではないが数か月前・・・ 沖に風車がこんなにあったか?記憶は無い。こんなにも短時間で建設できるものなのだろうか?私の脳内メモリが飛んでしまったのか・・・

環境に優しい風力発電だが、風が無いと発電できない。そして入札価格の上限はキロワット時あたり29円。いちばん安価な秋田でも12円。これに対して石炭火力発電は4.3円、液化天然ガス火力発電は6.0円(キャノングローバル戦略研究室の記事から)

写真を撮り忘れたが、この近くには最新鋭の液化天然ガスの火力発電所があり、ロシアからパイプラインが引かれるのでは!?との話もあったが、今の世界情勢を考えると実現することは無いだろう。

風力発電を優先し、風が無いときは天然ガス火力発電を使うのが環境に優しのだろうが、価格が高い風力を優先し、コストが安い天然ガスで調整するでは、お財布には優しくない。

そして風力発電装置のほとんどは中国製なので日本の企業にはあまりメリットが無い。私は数年前、テレビで中国内陸部の砂漠地帯に並ぶ大量の風車を見て、風力発電所の建設・管理・運営、並びにパワー・グリッド会社向け電力の生成・販売を行う世界No1の中国企業「龍源電力(チャイナロンユエンパワー)」の株を購入したが、株価はほとんど上がることは無く損切りした。やはり環境とコストは両立しないのだろうか?

風力発電は、地球環境には優しいが高い電気代を払うことになる。その横では天然ガス火力発電所が増えていく。北海道の原子力発電所は10年以上停まったままだ。

風車はこれからも増えていく

そして景観は・・・ バードストライクで鳥がいなくなるのでは? 最初は壮観に感じるが増えるに従い自然にマッチしなくなる。雪の重みで潰れて放置されたソーラーパネルを見るのは悲しい。

自然の景色はいつまでも飽きないが、人工的に作られた素敵な景色はいつか飽きてしまう。

二酸化酸素を減らすことを優先するのか、コストや景観を優先するのか、誰が決めるのだろう

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