旅人してくる(本土最東端編2024)幾寅駅

diary

ラベンダーを見ながら十分な休憩をとりました。できるだけ距離を稼ぎたいので東へ向かいます。

「かなやま湖ラベンダー園」から約15分、「道の駅南ふらの」近くに根室本線幾寅(いくとら)駅があります。

根室本線 富良野~新得間は今年の3月末で廃線になった

今は列車が来ない幾寅駅ですが、観光客がたくさん来ています。

ホームに残された駅名
ホーム側の入口

ここのもう一つの駅名は「幌舞駅」

鉄道員(ぽっぽや)の撮影に使われた駅です。私が子供の頃の地方駅は、ほとんどこんな作りでした。

窓口で切符を買っていたのはいつ頃まで・・・
むかしの待合室は木の椅子のみだった
駅務室には映画の展示物
ホームへ登る階段

映画を思い出してください。この駅は、駅舎よりホームが高い場所にある珍しい駅です。これがロケ地に選ばれた理由という説があります。

ホームから低い位置にある駅舎を望む
このトイレの構造が懐かしい
この赤いのは何だかわかりますか?
ディーゼル車の一部が切取られて展示されています
天井には懐かしい首振り扇風機

ロケに使われた北海道の駅舎は他にも残っていて、

留萌本線恵比島駅

ここの別名は

「いもしあ」ではなく「あしもい」です

NHK朝の連ドラ「すずらん」のロケ地です。

ここも2023年3月で廃線・・・

そして、上砂川駅(上砂川線は平成6年廃線)は「悲別駅」という名前で、倉本総のドラマ「明日、悲別で(日本テレビ)」のロケが行われました。※何度も行っているので写真があるはずなのですが整理が悪く見つかりません・・・

話しを幾寅駅に戻します。

駅前で2人組の若い女性に写真を撮って欲しいとスマホを渡されました。カタコトの日本語と英語を話します。聞くと台湾から来たとの事でした。台湾では、日本のテレビ番組、アニメ、音楽などのコンテンツに親しむ機会も多く、これらから日本語を学んだという若者が多くいます。母国語のみならず、英語、日本語を話せるのは立派です。日本の若者も簡単な英会話ができるように頑張ろう!きっと楽しいことがありますよ。

ここからは、ひたすら東へ向かって走り、

道の駅あしょろ

今日はここで車中泊です。走った距離約280km。

コメント