旅人してくる(流氷を見に行く)決断編

diary

プロローグ

北海道の冬景色を見ようと、1月にジュエリーアイスとタンチョウを見に南十勝・道東へ行きました。

北海道の冬景色・・・まだありました。流氷です。となれば調査開始です。流氷を見るにはオホーツク海沿岸から根室方面に行かなければなりません。オホーツク海沿いの紋別市には、「ガリンコ号」という流氷観光船があるので、乗りに行こう!

札幌と紋別の位置関係はこんな感じです。

Googlemapに表示される時間の幅が大きい

300km弱なので、北海道の人にとっては普通に1日で車移動する距離ですが、冬は天候次第でテカテカ路面やホワイトアウトの可能性があり怖いのです。途中山越えもあると尚更・・・

ここにはオホーツク紋別空港がありますが、東京との間に1日1往復ANAが飛んでいるだけで道内便はありません。JRはとっくに廃線になっていて走っていません。公共交通機関で現実的なのは長距離バスでしょう。

そして天候。暖かいと流氷が沖に行ってしまいます。予約した日が暖かければ行っても氷の無い海を見て帰ってくることになります。

という事で、タンチョウと同じ作戦にします。週間天気予報を見て良さそうな日に行く!これです。そして、土日のみ「ガリンコ号」は、サンライズ便という日の出に合わせて出向する便があります。

これに乗ってみたい! 

週間天気予報をずっと見て、ターゲットを2月10日、11日、12日に定め、ガリンコ号の予約状況を調べるとサンライズ便は予約可でした。

しかぁ~し

紋別市のホテルはすべて満室! 前日の夜に札幌を出発して早朝のサンライズ便に乗るという弾丸ツアーはこの季節は危険! 車中泊は凍死する? ホテルのキャンセルが出ないか何度も調べていましたが団体が多いのか?ダメそうです。

そして、2月10日に、2月12日の空室が1つだけみつかりました。1日遅れで13日はサンライズ便はありませんがポチりました。ただ、13日は記録的高温の天気予報・・・ ガリンコ号は13日8時45分の便を予約しました。

出発

2月12日振替休日の朝8時に出発! いつも通り途中寄り道しながら、天候見ながらのドライブです。

今回は高速道路を走ります。

高速は50km規制。滑りそうな路面

高速でスピンすると、まず立て直せないので慎重に走ります。右の車線をバスが追い越していきます。

砂川パーキングエリア

コロナ禍前と同じくらいバスが停まっています。トイレへ行くと日本語聞こえてきません。中国は春節でしたね。

旭川鷹栖インターで高速を降り、少し戻り道の駅で休憩と買い物をします。

旭川は何度も来ているが「道の駅あさひかわ」に来たのは初めて

そしてしばらく国道39号線を走ります。

「道の駅とうま」で休憩。ここは今年4回目?

「愛別」(愛別町)から「浮島」(上川町)までは再度高速を使います。この区間は建設途中のため無料です。ここから国道237号線を走ると紋別市ですが、途中の山道が吹雪になりました。交通量が少なかったので、ゆっくり走りました。

「道の駅たきのうえ」で休憩

ここにある、日本一の芝ざくらはとても綺麗ですよ! ただ、この季節は何もありませんでした。ここから更に北へ向かいます。

到着

「道の駅オホーツク紋別」に到着したのは午後2時30分。

道の駅にある「オホーツク流氷科学センター」

せっかくなので、常設展示入館料450円を払って見学してみましょう。

ここまで来て、北海道人がこんな部屋に入りたくは無いのですが、

ダウンジャケットがあります。冬は必要ないでしょう

濡れタオルを振り回して楽しんでいました←凍ります。

南の魚も氷って展示されていました

屋外には(ここは無料です)

私にはセンス悪いと感じます

そして港の沖には流氷が見えます。

流氷はかなり岸に寄っている

明日は記録的な暖かさ。明日乗る観光船は朝だし1日なら大丈夫だろう・・・

という考えは甘かったのです!!

今日は早寝することにしました。

1部屋空いていたのは、こんな立派なホテル

フィリピンで泊まったホテル

4泊分の料金を支払いました。私は暖かな部屋で寝られるだけで良かったのですが・・・

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