子供の頃、大分県に住む祖父からの手紙には押し花が添えられていた。母の話では、陸軍騎兵隊で満州に赴任していたとき、家族に送られてくる手紙には満州の珍しい花の押し花が添えられていたそうだ。
私も北海道の花で押し花を作り、祖父の手紙に添えた事があるが、なかなかうまくできない。花びらを綺麗に整えて半紙に挟み、普段は開く事がない百科事典の真ん中のページに挟むのだが、形が崩れたり、汁が出たり・・・。今となっては、作り方を教わっておけば、自慢できる趣味が増えていたかもしれない。
そんなせいではないが、子供の頃から植物には全く興味が無く、鑑賞するのも育てることもなし、部屋に花を飾ることすらない。
ただ大病をした後、家の近所をウォーキングしていた頃に道端や家の庭に咲く花がすこしばかり気になるようになってきた。それでも季節を感じる程度に。
知床へ最短距離でひたすら走るのではつまらないので、花咲く場所へも立ち寄ってみることにした。
北竜町ひまわりの里
札幌から約100kmくらい北にあります。

初めて行ったのはいつ頃かの記憶は無いが、2011年の写真が残っていた。

今は、中国語、韓国語、??語もまじる人気の場所です。





駐車場の横に墓があり、お墓参りに来ている人達がいる頃が見頃でしたが、地球温暖化のせいか?今年は開花のピークが1週間以上早くなったらしい。
小清水原生花園
オホーツク海側の釧網本線沿いにあります。

ここに初めて来たのは25~30年前だと思う。小さな「原生花園」駅はあったのだが、こんなに整備はされていなかった。それにしても自然厳しいオホーツク海沿岸に多くの花が咲くのはどうして?と考えてしまう。




お花カメラマン初心者ですが、遊歩道を歩きながら咲いている花を撮ってみました。花の名前はGoogle先生に聞いていなので、わかりません。







インフォメーションセンターの説明員の方と少しお話したのですが、開花時期が違うので一概には言えないが、お勧めは6月上旬とのことでした。この時期にくるとクロユリとかも見られるそうです。ここも温暖化の影響があるようで、開花時期だけではなく農作物の収穫時期も早まっているとのことでした。
人が多くなければ、私にはのんびりと心落ち着ける場所なので遊歩道をゆっくり散策しています。すべて花を見るにはここ斜里町に住むしか無さそうです。
コメント
なんと200種類もの花が咲くとか! 素晴らしいですねぇ^o^。
内地だと多種類の花が見られるのは高い山に登った時でしょうか。
羨ましいですぅ!
ここに住む昆虫や鳥たちの力も大きいように思います。どんな花が咲いているのか?色々な季節に見てみたいものです。
それにしても、札幌からは遠い・・・