マルコーブ (malcove)

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お気に入りにするかどうか? 迷ったのですが、することにしました。

まずは、このサイトの良く出て来る白老町のおさらいです。白老町は新千歳空港の南側にある苫小牧市と温泉の街登別市の間にある太平洋に面した街です。

赤で囲われた場所

それなりの面積があるように思えますが、太平洋沿岸以外は山林で人が住んでいるのは太平洋沿岸といくつかの沢づたいの場所のみです。

太平洋沿岸を拡大した地図

赤で囲ったところが登別駅、黄色い点が一番行く機会があるであろう「ウポポイ 民族共生象徴空間」登別駅のすぐ隣からは白老町なのです。

こんな場所に立ち寄った記憶がある人もいるかもしれません

私が生まれた頃から温泉が開発され、たくさんの温泉施設が建てられ子供の頃は良くここの日帰り温泉へ行っていました。温泉付宅地も発売されバブルの頃には温泉権利付きの土地を購入した人が多くいたようです。今でも30万円(70坪くらい)で売られている区画があります。

そんな街には、私が気になる場所がいくつもあるのです。

今回行ってみたのは「マルコーブ(malcove)」というパン屋さん。お店がある地域も温泉権利付の土地(別荘地)として販売されたはずです。

この地区には土地勘があるのですが、カーナビに住所をセットしました。

看板の横の駐車場に車を停めたのだが・・・

一度通り過ぎましたが、Uターンしてきて看板を見つけました。しかぁ~し! このお家の玄関はどう見ても個人宅なのです。パン屋がどこにあるのか?看板しか見つかりません。

良く見ると看板の右側の芝生が剥がれ人が歩いて下った跡があります。

建物は奥が低くなった傾斜地にある

坂を下るともう1つの看板を見つけました。建物の裏から入るようです。

坂を下ったところにある看板

2Fウッドデッキ下の先にドアがあります。

ここが通路のようです

ありました!

倉庫みたいなドアなので店内の様子がわからない
営業時間内なので手を消毒

ドアを開けます!

2人入店していました。狭いお店なので入らないほうが良さそうなので、外で待つことにします。人気店???

1人出てきました。では入店します!

家の半地下?をパン工房兼売り場にしたようで狭い。凝った内装もしていません。

黒板にパンの説明が書かれていました
レジの奥でパンが焼かれているようです

まずは、いつもと同じパンを買ってみました。

やや小ぶりか!?
いつものお皿に並べてみました

クロワッサン 162円

アンパン 162円

カレーパン 191円

クリームパン 191円

お手頃価格です。

まずは、パン表面のツヤを見てください。店頭のものも私が買ったものも何となくツヤが無くて焼きが深いパン。このパンには地元素材が使われているのはもちろんですが、石窯で焼かれたパンなのです、そして使っている薪も北海道のナラ材。

そして、今まで買ったパンの中で一番重たい。そして表面はクラッカー的な食感で薪焼きであることも解ります。

ここのパンは、別ジャンルでした。街中では石窯に薪をくべてパンを焼くことはできないでしょう。

このお店がある地区は、別荘地でも山側の高台で入口に小さな温泉宿がありますが、行く人は少ないと思います。

実は私、この地区(白老町虎杖浜・竹浦地区)の日帰り温泉全制覇をしようとしていた時期があり、カーナビが無い時代に、ひたすら走り回ったので土地勘だけはあります。そして偶然にも会社の上司が、この地区に別荘を持っていて遊びに来たことがあるのです。たしか、このパン屋の一本隣の通りだったと思います。当時、このパン屋はありませんでした。

お店は開店から13年目とのことです。

スローライフのパン屋さん

「秘境パン屋」とも呼ばれているようですが、私がパンを選んでいる間にもお店の外で待っている人が・・ パンを買って車に乗り込もうとすると、車が1台・・・ 

私が行ったのは平日の12時過ぎですが、あっという間売り切れてしまいそうです。

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